教員情報
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サクダ ハルミ
SAKUDA Harumi
作田 はるみ 所属 人間科学部 食物栄養学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/12 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | DSC分析とX線解析によるスクロース結晶の融点変動要因の探求 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 精糖技術研究会誌 |
巻・号・頁 | Vol.56,13-22頁 |
著者・共著者 | 作田はるみ,岸原 士郎,坂本 薫,奥野 雅浩,大塚 誠 |
概要 | 一般に,結晶性の物質は特定の融点を持ち,不純物が含有されていると融点降下によって融点は低くなり,融点の幅は広がる.融点は,その値と融点幅によって物質の純度検定や同定が行なわれるほど重要な物質定数である.スクロース結晶の場合,不純物量が非常に少ないので,不純物による融点降下が融点変動に及ぼす効果が大きいとは考えにくく,融点変動には結晶の構造が関与していると予想される.そこで,融点の異なるスクロース結晶の示差走査熱量測定(DSC)と粉末X線回折(PXD))の同時分析ならびに単結晶のX線回折(SXD)の解析を行い,融点と結晶構造の関連を検討した.(考察の一部を担当した) |