教員紹介 | |
アシザワ シンゴ
芦沢 真五 所属 国際コミュニケーション学部 グローバルコミュニケーション学科 職種 教授 |
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研究期間 | 2021/04/01~2024/03/31 |
研究課題 | 外国人材を戦略的に受け入れるための社会基盤の創設―「日本版NQF」+「FCE運用」=「日本社会が求める外国人材の招致」― |
実施形態 | その他の補助金・助成金 |
研究委託元等の名称 | トヨタ財団 |
研究機関 | 関西国際大学 |
代表分担区分 | 研究代表者 |
代表者 | 芦沢 真五 関西国際大学, 国際コミュニケーション学部, 教授 (00359853) |
概要 | 本企画は、外国人材の受け入れを戦略的に推進し、キャリア形成を支援するための社会基盤として、外国で得られた資格・学歴・職歴などを的確に評価する制度および枠組みを提案することを目的とする。具体的には以下の取り組みをおこない、関連する政策提言をおこなう。 ①外国人材を戦略的に招致している欧州、カナダ、豪州などで運用されている外国学歴・資格評価(FCE: Foreign Credential Evaluation)システムや国家資格枠組み(NQF: National Qualifications Framework)の制度および活用状況を分析する。 ②日本の社会に適合した評価手法(FCE、NQF)を提案・提示する。ユネスコ主幹の東京規約(日本加盟は 2017 年)に基づき、FCE の適正運用のための制度設計と実運用をすすめる。同時に外国人材に対する日本版 NQF 試案を作成し、国内職業団体等と連携して試案の適性を検証する。 ③学修歴・資格証明プロセスの電子化運用を検証する。2020 年 10 月より代表者が中心となって運用開始された学修歴証明書電子化システムを発展させ、FCE を国際標準で運用する「外国人材学修歴オンライン・システム」を構築する。 ④JICA などが推進する「責任ある外国人労働者受入れプラットフォーム」とも連携し、日本社会に必要とされる人材の招致とキャリア支援のため、実効性のある総合的な政策提言をめざす。 |