コイソ マナブ
  小磯 学
   所属   国際コミュニケーション学部 観光学科
   職種   教授
研究期間 2023/04/01~2026/03/31
研究課題 「南インドの観光現象がもたらす「いきている遺産」と社会の変容に関する研究」
実施形態 科学研究費補助金
研究委託元等の名称 科学研究費助成事業
研究種目名 基盤研究(C)(一般)
科研費研究課題番号 23K11664
キーワード 南インド、世界遺産、ヒンドゥー教寺院、観光、変容、工芸、青銅細工工房、石彫刻工房、景観
科研費分類観光学
研究制度 科学研究費補助金
代表分担区分 研究代表者
研究者・共同研究者 ・高根沢 均(関西国際大学 国際コミュニケーション学部 観光学科 准教授) ・渡邊三津子(文教大学 国際学部 国際理解学科 准教授) ・袋井 由布子(中村元東方研究所 専任研究員) ・V.セルヴァクマール(インド、タミル大学 海事史・海洋考古学部 准教授) ・S.カンナン(インド、ラージャー・ドライシンガム政府美術大学 歴史学部 准教授)
代表者 小磯 学
連携研究者 V.セルヴァクマール(インド、タミル大学 海事史・海洋考古学部 准教授)
概要 目的:南インド、タミル・ナードゥ州において、ヒンドゥー教寺院や伝統工芸を中心とする文化遺産及びそれを内包する地域の社会構造が、急増する観光現象によってどのように変容したかその実態を明らかにし、今後の観光学の基礎研究と位置付けることを目的とする。  研究方法:実地検証・聞き取り・アンケート・文献調査及び衛星画像解析を以下の対象に対して行う。①ヒンドゥー教寺院(世界遺産「大チョーラ寺院群 Great Living Chola Temples」とそれらを有する都市・村、及びそれらと密接な関連性をもつ②青銅細工+石彫刻工房(神像造りを担う)と③街並み(寺院や工房を含む)、そして④公的機関(文化遺産の維持管理等)である。  研究の意義:観光現象が南インド社会に及ぼす変容の過程を調査・記録する嚆矢の研究となる点に意義がある。これに基づき、持続性のある新しい社会構造の再構築に向けた将来的な研究に寄与する。