教員紹介 | |
サイトウ モトユキ
Saito Motoyuki
斎藤 元幸 所属 心理学部 心理学科 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/07 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 「Estimating Causal Power between Binary Cause and Continuous Outcome」 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 『Proceedings of the 39th Annual Conference of the Cognitive Science Society』 |
巻・号・頁 | 3033-3038頁 |
著者・共著者 | 斎藤元幸・Patricia W. Cheng |
概要 | 因果推論の一般的な実験事態では二値変数間の因果関係を扱うことが多いが、現実場面では連続変数となる事象も数多く存在する。変数の性質が因果推論に及ぼす影響を検討した結果、二値変数では、原因が存在する時に結果が存在する確率と原因が存在しない時に結果が存在する確率の差分だけでなく、後者の確率が全体をどの程度占めているかに基づいて判断がなされていた。一方、連続変数の場合は、原因が存在する時の結果の値と存在しない時の結果の値の差分に基づいて判断が行われていた。両者の差異は因果ベイズネットにおける統合ルールの違いとして説明することができた。 |