教員紹介 | |
サイトウ カツヒロ
齋藤 勝洋 所属 経営学部 経営学科 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 商店街の地域性を活かした活性化対策としてのSNSの可能性 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 研究紀要 |
出版社・発行元 | 関西国際大学 |
巻・号・頁 | (第14号) |
概要 | 現在,様々な地域において商店街の衰退が顕著となっている。その理由として内部要因として商店街内部の競争衰退,外部要因としてスーパーマーケットや郊外型GSM等との競争,そして新たに近隣の商店街同士という中間的競争という3つの競争を筆者は前稿 で明らかにした。こうした状況下で商店街が生き残り,活性化する方策として,商店街の持つ地域性の維持発展機能が重要であるとも結論づけた。本稿ではこの研究に立脚し,近年,注目されているSNSと地域の関係を明らかとすることが目的である。これまで商店街が地域で果たしてきたとされる地域住民の交流,情報交換や風土などに代表される地域性は時代の経済的,文化的要素の歴史的累積性があり常に変容しており,地域性とは,こうした要素によって形成される地域への忠誠度(ロイヤルティ)と考えられる。こうした変化する地域性に対応する商店街の機能補完としてSNSの持つ情報の拡散性やデータベース機能,ネットワークやコミュニティーの生成が有効である。 |