教員紹介 | |
イワシタ マユミ
岩下 真由美 所属 保健医療学部 看護学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2022/04 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 青年期以降に1型糖尿病を経験した人の「病いと共に生きることへの思い」に関する文献検討 |
執筆形態 | 共著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 看護・保健科学研究誌 |
巻・号・頁 | 第22(1),118-129頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 岡光 京子,山本 真由美 |
概要 | 青年期以降に1型糖尿病を経験した人の病いと共に生きることへの思いを明らかにすることを目的として,医学中央雑誌Web 版に2001年から2020年までに公表された本テーマに関する9件の文献において,「病いと共に生きることへの思い」の部分を抽出し,質的帰納的に分析した.結果,65コードから,23サブカテゴリー,7カテゴリーが抽出された.1型糖尿病をもつ人は診断と同時に【療養生活を続けていくうえで生じる不安】を感じていた.療養生活を続ける中で【1型糖尿病に対する否定的な受け止め】をし,【他人に偏見の目でみられるつらさ】から,孤立感を持ちながら病いと共に生きていた.病いと共に過ごす中で【同病者から得られる原動力】が後押しとなり,そのことが【自分の将来への肯定的な思い】と繋がり【自己実現に向けて生きることへの希望】を持ち,1型糖尿病と共に生き続けていた. |