教員紹介 | |
ハラモト クミコ
原本 久美子 所属 保健医療学部 看護学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2000/11 |
形態種別 | 学術論文 |
招待論文 | 招待あり |
標題 | 教育特集 "急性期"の実習を考える 実習内容の精選が求められている |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 看護展望 巻:25 号:12 ページ:70-72頁 |
概要 | 手術対象者が高齢化する中、急性期の病院や病棟では、在院日数短縮化で、手術数日前の入院が増えている。患者の高齢化は、手術前後の管理を複雑化し、日常生活援助も含め、時間や内容ともに過密化し厳しさを増している。現場の厳しさを反映しない報道や、手術関連の医療ミスの報道が多い中では、安全対策のみが強化され、実習での学生の緊張を増す結果をきたしている。また、無資格な看護学生の受け持ち患者依頼には、了承が得にくい状況にある。限られた学びの機会を生かし、手術後ダイナミックに変化し、回復する患者の姿を捉えさせるためには、講義から演習、実習の一連の流れの中で、実習内容の精選や、安全が図れるよう、学生に何が危険か具体的に説明し、援助や指導を求める場面はどこか段階的に示すことも必要といえる。
担当部分:担当責任者・主執筆者 原本久美子、張堂恵子、若井幸子 |