教員紹介 | |
シマカワ カオリ
島川 香織 所属 教育学部 教育福祉学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | アンサンブルの演奏表現における知識の再構成-問題発見から解決過程に着目して- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 日本学校音楽教育実践学会紀要 |
出版社・発行元 | 日本学校音楽教育実践学会 |
巻・号・頁 | 18,278-279頁 |
概要 | 本研究の目的は、音楽Ⅰ・音楽Ⅲと個人レッスン中心の学習を通して、ある程度鍵盤楽器に熟達した経験をもつ学生を対象としたアンサンブル(連弾)学習の授業実践を取り上げ、学生の思考・判断を通した技能の習得において、問題がどのように発見され、知識の再構成1)に結びつくのかを明らかにすることである。
結果、心理的側面に結びついた読譜及びアンサンブルに関連する技能の問題の発見から、解決策の実施を通して技能の問題を解決する練習方法の改善とイメージを伴った認識、音楽の諸要素に対する読譜の問題の改善の認識に結びついた。練習方法の不備・技能の付加に関連した技能の問題の発見から、練習方法の改善による技能の安定とイメージの喚起に結びついた。作品の内容的側面と関連した音楽の諸要素、作品の内容的側面と関連した技能の問題の発見から、音楽の諸要素の認識の必要性とアンサンブルの技能の改善に結びついた。 |