教員紹介 | |
カワワキ ヤスオ
川脇 康生 所属 心理学部 心理学科 職種 教授 |
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言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2018/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | Economic Analysis of Population Migration Factors caused by the Great East Japan Earthquake and Tsunami |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | Review of Urban and Regional Development Studies(査読有)(Wiley)(impact factor: 0.35) |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 30(1),pp.44-65 |
概要 | 東日本大震災被災地では人口流出が最大の課題の1つとなっている。本研究はハリケーン・カトリーナの人口移動を分析したPaxson and Rouse(2008)を参考に、被災地住民の居住地選択モデルを構築し、東日本大震災時に被災地に居住していた人々の個票データを用いて、人口移動要因を分析した。分析結果からは、モデルの理論フレームどおり、住民の社会的なつながり、被災程度、移転先での期待収入が重要な移動要因であることが示された。また所得が高いことや若いことは平時の移動促進要因であるのに対し、雇用機会の小さい人口の少ない市町村に居住していた乙とは平時のみならず、震災後の特別な移動促進要因となっていることが示された。 |