教員紹介 | |
シマカワ カオリ
島川 香織 所属 教育学部 教育福祉学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | アンサンブルの演奏表現における知識の再構成-連弾学習における対話に着目して- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 日本学校音楽教育実践学会紀要 |
出版社・発行元 | 日本学校音楽教育実践学会 |
巻・号・頁 | 18,244-245頁 |
概要 | 本研究の目的は、音楽Ⅰ・音楽Ⅲと個人レッスン中心の学習を通して、ある程度鍵盤楽器に熟達した経験をもつ学生を対象としたアンサンブル(連弾)学習の授業実践を取り上げ、連弾学習における学生の対話の内容が、(1))学生の知識の再構成とどのように関わっているのか明らかにすることである。結果、パートナーのメンタル面の発言をきっかけとして自分の問題点を認識し、パートナーの指摘により、問題点の要因と思われる拍(休符)の知覚や、音楽の前後の流れの捉え直しがなされた。問題のある箇所の譜面に印を入れるという解決策の実施を通して、休符を見るだけで把握したらよいという認識から、つまずきやすいところに印をつけたら、もっと(休符を)意識できるようになると知識の再構成がなされた。 |