教員紹介 | |
ウエハラ ショウゾウ
上原 昭三 所属 教育学部 教育福祉学科 職種 准教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 算数授業における発問・発話技術向上に資する指導法の確立―想定問答作成による模擬授業― |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 教育総合研究叢書 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 関西国際大学教育総合研究所 |
巻・号・頁 | (9),97-110頁 |
概要 | 近年の教育改革の流れは、「問題解決」「活用」「言語活動の充実」「アクティブラーニング」など、子供に主体的な話し合いや,課題解決活動を促す授業を求める方向に進んでいる。このような授業を行うためには、子供たちの発想を引き出したり,議論を調整したり,焦点化させたりする教師の助言が必要であるが、学校現場においては「団塊の世代」の大量退職に伴って,急激な若返りが進み,それを可能にする発問・発話・技術の伝承が困難になっている。
このような中、教員養成段階においても理論や知識だけでなく一定の技術の習得が求められていると考えられる。筆者は,中学校教員時代に教育実習生を指導した経験を基に、発問・発話技術を向上させる指導方法として「想定問答」の作成とそれに基づく模擬授業を教科教育法(初等算数科教育法)の授業に取り入れている。本稿は、その実践報告である。 |