教員紹介 | |
ハマナ ヨウコ
Hamana Yoko
濱名 陽子 所属 教育学部 教育福祉学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1998/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 大学教授法研究の課題 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 関西女学院短期大学研究紀要 |
巻・号・頁 | (第12号),61-68頁 |
概要 | 今日の大学の授業方法に対する関心の高まりは、大学教育の拡大、大衆化との関連の中で生じてきているとされるが、大学の授業に対する学生の異議申し立ては、実は大衆化以前の段階から存在していた。ただし、今日の大学教育を取り巻く状況は、そこで従来前提とされてきた知識や学習のあり方の転換を迫るという意味で、やはり新しい課題を提起しているといえる。本稿では、大学教授法への関心の高まりの背景をいくつかの国について探った後、大学における「よい授業」として我々が前提としているものと、今日の学生が「よい」とする授業とのずれを検討する。そしてそのずれは、従来大学教育において当然視されてきた知識のあり方に対して、新しい知識観、学習観の提起を迫っていることを論じる。 |