教員紹介 | |
ヤマモト ヨシハル
山本 喜晴 所属 心理学部 心理学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2005/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 医療における臨床の知を語ろうとする30代男性との面接 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 京都大学大学院教育学研究科心理教育相談室紀要臨床心理事例研究 |
巻・号・頁 | 32,192-199頁 |
概要 | 医療職に就きつつも、医師を目指そうとしようするクライエントは、高い理想について語り、その理想を実現することも達成することもできない状況においてうつ様の状態におちいることについて語った。やがてクライエントは医学部受験をあきらめるにいたったが、その過程でクライエントが繰り返した喀血の意義について考察した。その結果、喀血は能力の限界を示すだけでなく、死を味わうという点で治療的な意義を担っていた可能性が示唆された。 |