教員紹介 | |
サクライ ミチト
櫻井 信人 所属 保健医療学部 看護学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2018/03 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 自死遺族のつどいを運営・継続するために必要な要素 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 関西国際大学研究紀要,19号,17-25 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 19,17-25頁 |
総ページ数 | 9 |
著者・共著者 | 自死遺族のつどいを運営し継続していくために必要な要素を明らかにすることを目的に、6施設14名のスタッフにインタビューを実施した。その結果、【行政との連携】、【予算の確保】、【開催する場所の確保】、【継続的な広報活動】、【自死遺族支援の普及啓発】、【運営するつどいの信頼性維持】、【他機関とのネットワーク構築】、【スタッフの確保】、【スタッフの育成】、【スタッフ間の信頼関係の維持】、【振り返りの実施】、【スタッフのモチベーションの維持】、【アドバイザーの存在】、【できる範囲での支援】、【つどいのルールの遵守】、【安心して語ることのできる雰囲気づくり】、【参加者のニーズの存在】の17の要素が抽出された。自死遺族支援を継続していくためには、行政を中心としたネットワーク構築が重要であり、広く自殺対策にもつながることが明らかとなった。また、自死遺族のつどいを運営し継続していくためには、スタッフ育成も重要であり、参加者からスタッフを育成することも有効であると考えられた。 |