教員紹介 | |
オオヒラ セイヤ
大平 誠也 所属 教育学部 教育福祉学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | すり抜け鬼遊びにおける援助行動が児童の援助自己効力感に及ぼす影響についての事例的研究 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 教育総合研究叢書 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 関西国際大学教育総合研究所 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 山本立樹、山下賢 |
概要 | 本研究の目的は,すり抜け鬼遊び(タッチいやゴー)における援助行動が日常における児童の援助自己効力感に及ぼす影響について明らかにすることであった。調査の結果,援助自己効力感は,授業実施後の平均得点が有意に高かった(t=2.671 p<.05)。援助行動総数は,授業の単元経過に伴って増加の傾向を示した。援助行動に対する児童の認識は,技術課題と切り離された表現から,おとりを経て,相手の分析を踏まえた自分たちの作戦に関する記述へと変化していることが認められた。以上のことから,本事例の援助自己効力感は,援助行動数の増加や戦術的援助行動に対する認識の高まりをともなって向上している可能性が示唆された。 |