教員紹介 | |
カワムラ アキラ
Kawamura Akira
川村 光 所属 教育学部 教育福祉学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 教職志望学生の学びの諸相(1)
-初年次生を対象とした2012年質問紙調査の結果から- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 関西国際大学教育総合研究叢書 |
出版社・発行元 | 関西国際大学教育総合研究所 |
巻・号・頁 | 7,131-143頁 |
担当範囲 | 131-133 |
著者・共著者 | 川村光・中村瑛仁・長谷川哲也・紅林伸幸 |
概要 | 筆者らは,現在の教員養成改革のもとにある大学の教育課程を通じて,今日どのような教師が養成されているのかを明らかにする研究プロジェクトを組織した。本論文の目的は,そのプロジェクトの一環として,教職志望の大学1年生を対象に2012年度に実施した質問紙調査の結果に基づいて,実際に教職課程の授業を受講し始めた1年生の現状を俯瞰することである。
調査結果から次のことが明らかになった。今日の教員養成改革で指摘されている教師像と,教職志望初期の学生の教職に対する意識は概ね親和性があることがわかった。また,現在・将来の日本の教育のあり方に多くの学生が関心を持っていることがわかった。だが,政治・経済に関心を持っている学生の割合は半数程度であり,それらの情報を自ら積極的に収集している者は半数に満たないというように,政治・経済に関する意識や行動については低い割合であった。 |