教員紹介 | |
イトウ ハジメ
伊藤 創 所属 国際コミュニケーション学部 グローバルコミュニケーション学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2008/09 |
形態種別 | その他(学会発表) |
標題 | 時間名詞の性質と『に』の生起 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 日本語文法学会第9回大会発表予稿集 |
出版社・発行元 | 日本語文法学会 |
巻・号・頁 | 174-181頁 |
概要 | 時間的位置を表す「に」は、現れたり(6月に)、現れなかったりする(来月)。これは、従来、前接する名詞が相対名詞であれば無助詞、それ以外は「に」を伴うとされてきた。更に両形式が可能な場合、時間を背景情報とする「時の設定」の場合には無助詞、時間に焦点が当たる「時の特定」の場合は「に」を伴うとされる。しかし両者の関係はこれまで説明されてこなかった。本稿では時間名詞には時の設定により適した名詞、逆に特定に適したものが存在することを示し、両原則の融合を図る。 |