教員紹介 | |
イトウ ハジメ
伊藤 創 所属 国際コミュニケーション学部 グローバルコミュニケーション学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2019/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | ノニ節と命令形・依頼形の相性に関する覚書 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | グローバルコミュニケーション研究叢書 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 関西国際大学グローバルコミュニケーション研究所 |
巻・号・頁 | (1),59-70頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
概要 | 「S1ノニS2」という形式においては,ノニの表す意味内容とそぐわないため,S2には命令や依頼の表現は現れにくいとされてきた。しかし実際の使用においては,S2が命令や依頼である文は少なからず見られ,それらの容認度は決して低いものでもない。このような「ノニ+命令・依頼」においては,S2部分が,すでに確立された「S1ノニS2」のS2部分として「錯覚」されることによって,容認度が高まっており、またその「錯覚」には,S2の表す意味内容が再現可能であるということだけではなく,言語表現のレベルとしてS2が再現されることが必要である。 |