教員紹介 | |
カワムラ アキラ
Kawamura Akira
川村 光 所属 教育学部 教育福祉学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/03 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 教職の高度専門職化と脱政治化に関する一考察-教師の社会意識に関する調査(2013年)の結果報告(2) |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 関西国際大学研究紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 17,51-71頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 川村光・紅林伸幸・越智康詞・加藤隆雄・中村瑛仁・長谷川哲也・藤田武志・油布佐和子 |
概要 | 本論文の目的は,2013年度に実施した公立小・中学校教師を対象とした質問紙調査の結果にもとづいて,我が国の教師の〈社会へのまなざし〉や〈教育へのまなざし〉の有り様を検討することである。
その結果,第一は,楽観的未来像を持つ教師の特徴として専門職的自律性が低いということ,第二は,専門職的自律性の低い教師は,教育活動において,21世紀型学力の育成という観点が弱く,また子どもの現実に対応する,個別的,臨床的なタイプの教育へのコミットメントが弱いということ,第三は,学校現場で実践的なスクールミドルリーダーの役割を担っている教師たちが,学校改革・授業改革に積極的にコミットしている「組織任務遂行型」のリーダーであり,その傾向が若い世代になるほど高まっているということが明らかになった。とりわけ第三のスクールミドルリーダーの特徴は,学校教育の未来を占う上で重要な論点を指摘するものと言える。 |