教員紹介 | |
ヌマタ マミ
Numata Mami
沼田 真美 所属 心理学部 心理学科 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/03 |
形態種別 | 学位論文 |
標題 | 修士論文 「ゆるしの規定因に関する研究-愛着スタイル・自己愛との関連から-」 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 目白大学修士(心理学)学位論文 |
掲載区分 | 国内 |
概要 | 本論文では、ゆるしとゆるしを抑制すると考えられる要因との関連を明らかにすることを目的としていた。第1の目的は、愛着スタイルと他者へのゆるしおよび自己へのゆるしの関連について検討すること、第2の目的は、自尊感情の2側面、自己注目の2側面を媒介変数としてゆるしへの影響について検討すること、第3の目的は、自己愛の2側面と他者へのゆるしの関連について屈辱感を媒介変数としてゆるしへの影響を検討することであった。その結果、本研究の3つの研究を通して、自己への否定的な捉え方によって、自己および他者へのゆるしが抑制されることが示された。自己に関する否定的評価に影響を与える個人特性(段階1)は、他者と比較される自己の認識および自己への過剰な関心を引き起こし(段階2)、他者へのゆるしの抑制および自己へのゆるしの抑制が高まる(段階3)という理論モデルが導出された。 |