アベ シノブ   Abe Shinobu
  阿部 忍
   所属   社会学部 社会学科
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 1996/03
形態種別 学術論文
標題 二重ヲ格制約と日本語の使役構文
執筆形態 単著
掲載誌名 日本学報
掲載区分国内
出版社・発行元 大阪大学文学部日本学研究室刊
巻・号・頁 15,65-76頁
概要 Harada(1973)の「二重ヲ格制約」は「*太郎は花子を本を読ませた」のような文の非文法性を説明するものであるが、この制約によっては説明できない非文法的な文(ex.「*花子は太郎をAが犯人だと信じさせた」)の存在を指摘し、その問題を、使役形態素「サセ」の選択制限を要とする仮説を立てることにより説明する。また、その仮説から幾つかの文法現象が自動的に導かれることを見る。