教員紹介 | |
アベ シノブ
Abe Shinobu
阿部 忍 所属 社会学部 社会学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 1997/04 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 原因の使役文に関する覚え書き |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 山手国文論攷 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 神戸山手女子短期大学国文学科刊 |
巻・号・頁 | (第18号),29-34頁 |
概要 | 日本語の使役文のうち、使役主の意味役割が<原因>であるような「原因の使役文」は、元の動詞の主語がヲ格でマークされなければならないという格パタンの制限を持つが、これは元の動詞の意志性などによっては説明不可能であり、原因の使役文の構造自体に由来するものと考えられる。また、この格パタンの制限が二重ヲ格制約の違反を回避するためにキャンセルされるという現象も見られる。 |