教員紹介 | |
ミヨシ テツアキ
三好 徹明 所属 教育学部 教育福祉学科 職種 講師 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/07/22 |
形態種別 | その他(学会発表) |
標題 | ことばへの気づきを構成する「学習のための言葉」の認識論的検討 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 第23回小学校英語教育学会(JES)近畿・京都大会要綱集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 小学校英語教育学会 |
巻・号・頁 | 110-110頁 |
総ページ数 | 1 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 三好徹明 |
原著者 | 三好徹明 |
概要 | スコットランドの保育園・幼稚園・小学校で、教師が幼児児童の思考と学習のプロセスを明確にするために使用した、タキソノミーの行為動詞を含む「学習のための言葉(language of learning)」(Tarrant & Holt, 2016; 日下訳,2022)による教育実践が行われた。本研究では、国語と英語を連携させる「ことばへの気づき」(大津,2009)を育てるために、①授業において教師と児童生徒が共有するのが望ましい授業観と②ことばへの気づきにとって「学習のための言葉」とはなにかについて、小学校教員を志望する教職課程3年生(54名)の小学校英語授業観に関するアンケート14項目の因子分析もふまえながら、認識論的に検討を行った考察を行うことを目的とする。外国語活動・外国語においては、英語だけを学ぶのではなく、母語を活用しながら、日本語と英語の違いに気づき、英語に慣れ親しむ授業観(学習観)が教師と児童の両者が共有していることが望ましいことに留意する。「学習のための言葉」のモデルは、母語を活用するメタ認知的活動のため、「ことばへの気づき」を促すことが示唆された。 |