教員紹介 | |
ミヨシ テツアキ
三好 徹明 所属 教育学部 教育福祉学科 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/08/20 |
形態種別 | その他(学会発表) |
標題 | 「ことばによる見方・考え方」の教科内容学的検討―英語と日本語の連携から― |
執筆形態 | 単著 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 全国英語教育学会 |
巻・号・頁 | 376-377頁 |
総ページ数 | 2 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 三好徹明 |
原著者 | 三好徹明 |
概要 | 新学習指導要領では、教科としての英語と国語の連携に関する記述が明示された。それに伴い、英語と国語を連携することで、相互の言語能力の育成についても言及された。これまで母語を援用した「ことばへの気づき」(大津, 2009)に基づく実践や、メタ言語能力育成の取組(秋田・斎藤ほか, 2019)が実施されてきた。しかし、言語観を育成することについては、実践や取組がなかった。そのため、発表者は学習に必要な言語観の育成のために、「ことばへの気づき」を与えるための前提となる「ことば(言語)による見方・考え方」(言語観)を育てることを提案する。この言語観は、国語科における「言葉による見方・考え方」、外国語科の「外国語によるコミュニケーションにおける見方・考え方」を包括するものと仮定する。本稿では、外国語である英語と国語である日本語の連携によって育む言語観について、教科内容学の視点から、英語(科)教育や国語(科)教育の連携では、どのような「ことばによる見方・考え方」(言語観)を育成するのかについて認識論的考察を報告する。 |