教員紹介 | |
イワシタ マユミ
岩下 真由美 所属 保健医療学部 看護学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2020/04 |
形態種別 | 学術論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 卒後4ヵ月目の新卒看護師がキャリアを継続するうえでの経験-A大学「シャトル研修」参加者の記述内容の分析から- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 看護・保健科学研究誌 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 20巻1号 Page1-11(2020.04) |
巻・号・頁 | 20(1),1-11頁 |
総ページ数 | 11 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 合田 友美, 美王 真紀 |
概要 | 本研究の目的は、卒後4ヵ月目の新卒看護師(以下、新卒看護師)がキャリアを継続するうえでの経験を明らかにすることである。A大学で行われた「シャトル研修」に参加した新卒看護師20名に、自記式質問紙に記述してもらい、その内容を質的帰納的に分析した。結果として、14カテゴリー、82サブカテゴリーが抽出された。新卒看護師は入職後、自分自身の【看護技術の未熟さの実感】や職場の【人間関係に対する悩み】、【勤務時間に対する悩み】に直面し、それらにより【キャリア継続への不安】を抱いていたが、同期・先輩・家族・友人など【相談できる人の存在】があり、【気分転換をする】、【他者に話を聞いてもらう】、【前向きに取り組む】などのストレスコーピング行動を起こすことで、困難を乗り越えていた。そして、患者・家族・先輩など【他者からの承認】が得られることや【患者の回復への喜び】、【物理的な報酬】がやる気につながっていた。さらに、【自己成長の実感】や【目標とする看護師像】があることは【自己研鑽への意識】を導いていた。 |