教員紹介 | |
オオヒラ セイヤ
大平 誠也 所属 教育学部 教育福祉学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2005/12 |
形態種別 | その他 |
標題 | 心地よい走運動中に用いる認知的方略の違いが感情に与える影響 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 体育の科学 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 55(12),955-960頁 |
担当範囲 | 本人担当部分:取り纏めと執筆をおこなった |
著者・共著者 | 大平誠也、荒井弘和、信國満徳 |
概要 | 目的は、小学生を対象に心地よい走運動中に生じる身体的苦痛に対する対処法の違いが感情改善効果に与える影響を比較することであった。対象は小学校5・6年生児童163名であった。調査は平成16年6月~10月に実施された。運動強度を推定するため、運動前後の心拍数を求めた。感情の測定は、8項目で構成されたMood Check List-S.1(橋本、1996)で行った。心拍数から運動強度は最高心拍数の60%程度であり、主観的運動強度の「やや楽である‐少しきつい」にあたることが推測された。群×時間の分散分析の結果、「快感情」「リラックス感」ともに時間による主効果が認められ、運動後の感情得点の方が高かった。時間×群の交互作用も認められ、身体兆候から注意をそらす方が感情改善の効果が大きかった。 |