教員紹介 | |
ミヨシ テツアキ
三好 徹明 所属 教育学部 教育福祉学科 職種 講師 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2024/03/31 |
形態種別 | 学術論文 |
標題 | 言語形式,意味内容,言語機能に焦点をあてた英語授業の言語活動についての一考察-選択体系機能言語学的アプローチの視座から- |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 教育総合研究叢書 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 関西国際大学教育総合研究所 |
巻・号・頁 | (17),75-92頁 |
総ページ数 | 18 |
担当区分 | 責任著者 |
著者・共著者 | 三好徹明 |
概要 | 近年のデジタル化の進展による今後のグローバル社会のあり方の議論を踏まえ,新学習指導要領において,これからの時代に必要な資質や能力が明示された。英語教育においては,4技能の向上だけでなく,テクストを事実・情報・意見の観点に基づいて批判的に読解し,適切に表出する言語コミュニケーション能力が求められている。以上の背景から,言語学習において,言語を単なる語彙や文法の集合体として捉えるだけでは十分ではない。指導者は,言語活動によって生み出されるコンテクストや,意味構造,機能により一層焦点を当て,学習者が言語活動を通して,言語形式・意味内容・言語機能が相互に影響し合っていることを体験的に理解し,ことばの使われ方(言語機能)を踏まえて,社会的文脈におけるテクストの意味内容を「解釈」できる力を育むことが必要である。本稿では,学習者が英語授業の言語活動において,言語形式・意味内容・言語機能の言語習得の3要素の相互作用を体験的に捉えることの意義を選択体系機能言語学的アプローチの視座から論じることを目的とする。 |