エビス マスミ
  蛭子 真澄
   所属   保健医療学部 看護学科
   職種   教授
発表年月日 1994/03
発表テーマ 胃がんで手術療法を受ける患者の病名の受けとめと心理的プロセスープロセスに影響を及ぼす病名の受けとめとそのほかの因子―
会議名 第14回日本看護科学学会
学会区分 全国学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
発表者・共同発表者 共同研究者:蛭子真澄、小島操子
概要 口演発表
胃がんで手術を受ける患者の心理的変化を、特に病名の受けとめや様々な因子の影響に焦点をあてて整理した結果を発表した。まず、病名の受けとめについては、医師から発せられた言葉だけでなく、医師の何気ない一挙一動に大きな影響を受けていたことが明らかになった。心理的プロセスは病名の受けとめかたの違いにより特徴がみられ、心理的変化を表す時期も受けとめの違いによる変化がみられることがあきらかになった。しかしながら、本研究においては、心理的プロセスに強く影響を与える因子を明確にするには至らなかった。今後の課題として、患者個々が安定した心理的プロセスをたどれるような看護介入を検討するためにも個々の患者に強く影響を与える因子を見出すことが必要であることが明らかになった。

担当部分:内容全般にわたり共同研究者のスーパーバイズを受ける