教員紹介 | |
タカミザワ エミコ
高見沢 恵美子 所属 保健医療学部 看護学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2014/08 |
発表テーマ | 集中治療領域における肺移植レシピエントに対する看護実践および看護実践への影響要因 (査読有) |
会議名 | 第40回日本看護研究学会学術集会 |
主催者 | 奈良県立医科大学 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 奈良 |
発表者・共同発表者 | 門田耕一、高見沢恵美子、石田宣子 |
概要 | 集中治療領域における肺移植レシピエントに対して看護師が必要と考えている看護実践、看護師が行っている看護実践、看護実践に影響を及ぼす要因を明らかにするために、肺移植レシピエントへの看護実践経験を1年以上持つ看護師16名を対象に、面接調査を行った。必要と考える看護実践は、感染予防のために標準予防策を実施する、患者の状態に合わせて呼吸機能回復のための離床援助を行う、等の8カテゴリー、実施している看護実践は、呼吸器系合併症予防のために早期抜管を目指し気道クリアランス維持に努める、呼吸困難館の原因をアセスメントし原因除去及び患者の精神的苦痛の訴えに対応する、免疫抑制剤の副作用出現にに注意しながら薬剤投与を慎重に行う、過少輸液管理に伴う循環動態の変動を観察し循環管理を行う等の9カテゴリーが明らかになった。実践の阻害要因は、術後経過を考慮した複雑な病態アセスメントを行うための知識不足、病状変化が起こりやすいことによる離床援助継続可否の判断に対する困難等11カテゴリー、促進要因は、先輩看護師からの知識・技術・勤務環境に関する支援、援助実施のための各診療科医師からの支援等7カテゴリーが明らかになった。 |