教員紹介 | |
タカミザワ エミコ
高見沢 恵美子 所属 保健医療学部 看護学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2015/10/17 |
発表テーマ | 緊急胸部大動脈人工血管置換術後患者の家族に対するICUにおける看護実践と看護実践への影響要因 (査読有) |
会議名 | 第12回日本循環器看護学会学術集会 |
主催者 | 日本循環器看護学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 東京 |
発表者・共同発表者 | 河村美幸、高見沢恵美子 |
概要 | 緊急胸部大動脈人工血管置換術後患者の家族に対するICUにおける看護実践及び看護実践への影響要因を明らかにすることを目的とした。緊急胸部大動脈人工血管置換術後患者家族の看護経験があるICU看護師16名を対象に、半構成的面接調査を行った。看護実践は、緊急手術・術後脳梗塞発症での家族の衝撃を観察する、家族のサポートと対処を情報収集し調整する、術後脳梗塞発症患者の家族の退院後生活への不安を傾聴し支援する、術後脳梗塞発症患者の家族への代理意思決定支援を行う等、14カテゴリーが明らかになった。影響要因は、促進要因として、術後状態悪化した患者や終末期患者の危機状態にある患者や家族への関わりが分からないこと術後脳梗塞発症患者の危機状態にある家族への情報提供やサポート方法が分からないこと等9カテゴリー、促進要因は危機状態にある家族への援助について情報共有する場があること等10カテゴリーが明らかになった。ICU看護師は、緊急手術と術後脳梗塞発症の2つの危機状況に危機介入を行い、情報共有の場があることが看護実践を促進することが示唆された。 |