教員紹介 | |
タカミザワ エミコ
高見沢 恵美子 所属 保健医療学部 看護学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2015/10/17 |
発表テーマ | 二次救急外来の成人患者の電話トリアージで看護師が感じる困難と対処及び影響要因 (査読有) |
会議名 | 第17回日本救急看護学会学術集会 |
主催者 | 日本救急看護学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 佐賀市 |
発表者・共同発表者 | 高田ますみ、高見沢恵美子 |
概要 | 二次救急外来の成人患者の電話トリアージで看護師が感じる困難と対処及び影響要因を明らかにすることを目的とした。
近畿圏の二次救急外来で電話相談を担当した15名の看護師を対象に、半構成的面接調査を行った。内容分析の結果、困難は患者の主訴を引き出すことが難しい、緊急度・重症度を判断できない、家族からの電話は症状を引き出すことができない等9カテゴリーが明らかになった。影響要因は、阻害要因についてサマリーができあがっていないと情報を収集しにくい、知識や経験不足によりトリアージすることができない等4カテゴリー、促進要因は患者の状態や情報が即座に把握できるシステムをつくる、電話対応のべ教会やカンファレンスを開催する等5カテゴリーが明らかになった。患者の状態を資格で捉えられないため、症状を引き出すことが難しく緊急度や重症度の判断をむずかしくしており、スマートフォン等で資格で患者の状態を把握できるシステムと電話相談の勉強会、来院の判断基準のマニュアル整備等が必要であると示唆された。 |