教員紹介 | |
タチバナ セツ
Tachibana Setsu
橘 セツ 所属 国際コミュニケーション学部 観光学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2011/08/31 |
発表テーマ | ‘Nakanome Orchard and Garden in Mizusawa: Horticulturist, Taki Handa’s Cross-cultural Practice, Knowledge and Imaginings in Rural Japan.’ |
会議名 | Annual International Conference of Royal Geographical Society (with the Institute of British Geographers) |
主催者 | Royal Geographical Society |
学会区分 | 国際学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | London |
概要 | 本口頭発表(英語)では、明治時代から昭和にかけて生きた日本人女性半田たき(1871-1956)の園芸活動を通して日英の植物と庭園、果樹園をめぐる文化交流について考察した。半田たきは、1906年から1908年まで、英国のStudley College, Warwickshireに留学し園芸を学び、同志社女子にて教鞭をとった。彼女は英国滞在中に、スコットランドの世界漫遊旅行者で園芸愛好家のElla Christieの地所CowdenCastleにて日本式庭園のデザインを行った。たきは後半生、岩手県水沢にある婚家中目家の地所で果樹園の経営を行った。発表では、たきの著した自伝と子孫の証言に基づき、彼女の多岐にわたる文化横断的な園芸の実践、知識、地理的想像力のプロセスについて考察した。 |