教員紹介 | |
オオヒラ セイヤ
大平 誠也 所属 教育学部 教育福祉学科 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2010/03/06 |
発表テーマ | 身近な環境を生かしたウォーキングの心身への効果 |
会議名 | 第23回九州スポーツ心理学会 |
主催者 | 九州スポーツ心理学会 |
学会区分 | 地方学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 九州大学筑紫キャンパス |
発表者・共同発表者 | 山本達朗、大平誠也、松本 薫 |
概要 | 学校内のルートで、自己の心地よさに基づいたウォーキングを実施し、身体的、心理的な影響を検討した報告。対象は、小学校5・6年生児童20名(男19名、女1名)で、調査期間は、平成20年9月~12月。ウォーキングは、昼休みの時間を利用し、20分間、週3回、3週間にわたって9回実施した。児童の身体的変化をとらえるため、ウォーキング実施中の歩数、実施前、直後心拍数を毎回求めた。心理的変化を運動有能感測定尺度で測定した。その結果を一元配置分散分析したところ、主効果が認められた(F=9.07,df=2/57,P<.01)。Tukey法による多重比較の結果、1週目と3週目の比較で有意な歩数の減少が認められた。心拍数の結果も一元配置分散分析したところ、時間の主効果が認められた(F=11.13,df=2/57,P<.01)。Tukey法による多重比較の結果、1週目と3週目、2週目と3週目で有意な心拍数の減少が認められた。実施前後運動有能感を測定し、比較したところ、有能さ(t=2.99,P<.01)、統制感(t=3.44,P<.01)、受容感(t=4.81,P<.01)のすべて因子で改善が認められたことを報告した。(質疑を含めて、全体で60分)本人担当部分:研究計画、データ収集・分析、抄録作成 |