教員紹介 | |
タカミザワ エミコ
高見沢 恵美子 所属 保健医療学部 看護学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2016/10/30 |
発表テーマ | Rapid Response Teamsにおける看護師の実践内容及び実践内容への影響要因 (査読有) |
会議名 | 第18回日本救急看護学会学術集会 |
主催者 | 日本救急看護学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 千葉 |
発表者・共同発表者 | 豊島美樹、石田宣子、高見沢恵美子、北村愛子 |
概要 | Rapid Response Teamsにおける看護師の実践内容及び実践内容への影響要因を明らかにするため、Rapid Response System導入施設のシステム管理者とRapid Response Team看護師7名を対象に、実践内容と影響要因について半構成質問紙を用いた面接調査を行った。質的帰納的に分析した結果、実践内容は、対象患者の異変を覚知し出動する、異変の原因を追究するため総合的な情報収集をする、緊急性と医学的介入の必要性を判断しRapid Response Team医師へ連絡する、対象患者の異変に関する医学的情報を医師と共有し治療方針を決定する、医師の指示をうけながら急変に備え病棟看護師と対応する、呼吸状態の増悪を防ぐための看護援助を提供する、急変を予測する観察ポイントを病棟看護師へ提示し共有する、急変対応時に関わる人々へ配慮するなど12カテゴリーが明らかになった。実践内容を阻害する要因は、Rapid Response Systemの趣旨が病棟看護師・主治医に共有むされていない、対象者を継続的に観察するための連携不足等5カテゴリー、促進する要因は、要請者が自律的判断のもと起動要請できる、Rapid Response Teamの有効性を病棟看護師・主治医が理解する等6カテゴリーに分類された。 |