教員紹介 | |
タカミザワ エミコ
高見沢 恵美子 所属 保健医療学部 看護学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2018/10/13 |
発表テーマ | 脳血管患者の退院後の生活の場について家族の代理意思決定に関する看護援助と困難 (査読有) |
会議名 | 第45回脳神経看護研究学会学術集会 |
主催者 | 脳神経看護研究学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 仙台市 |
発表者・共同発表者 | 三島あゆみ、高見沢恵美子 |
概要 | 脳血管患者の退院後の生活の場について、家族の代理意思決定に関する看護援助内容とと困難、職場に求める支援内容を明らかにするために、脳外科病棟に勤務し患者の退院後の生活の場について家族の代理意思決定にたづさわった経験のある看護師を対象に、半構成的面接調査を行った。12名の看護師から研究協力が得られ、研究参加者の脳外科平均勤務経験は5.9年であった。内容分析を行い、代理意思決定に関する援助内容は、"リハビリをすることで麻痺の改善への期待や理解の確認等10カテゴリー、代理意思決定に関する困難は"突然の発症でバニックになり病状説明を理解できない"等12カテゴリー、職場に求める支援は"定期的にケアや事例を振り返る機会"等6カテゴリーが明らかになった。看護師は、家族とが必要な介護と病状を理解し退院後の生活をイメージできる援助を実践しており、家族の危機介入と患者の意思確認ができない場合の代理意思決定に関する継続教育、専門職者からの社会福祉資源に関する研修会の実施といった組織的な体制が必要であると考えられた。 |