教員紹介 | |
タチバナ セツ
Tachibana Setsu
橘 セツ 所属 国際コミュニケーション学部 観光学科 職種 教授 |
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発表年月日 | 2013/08/06 |
発表テーマ | ‘Travel, Cross-cultural Knowledge, and Female Horticultural Education: Japanese Gardens in Early Twentieth Century Britain’ |
会議名 | Kyoto Regional Conference, 6 August 2013 |
主催者 | International Geographical Union |
学会区分 | 国際学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | Kyoto International Conference Center |
概要 | 本口頭発表(英語)では、英国の日本庭園造園に関わった英国・日本の3人の女性、エセル・ウェブ(1862-1915)、エラ・クリスティー(1861-1949)中目(旧姓半田)たき(1871-1956)のライフヒストリーとジェンダーに注目した。半田たきは1908年にエラ・クリスティーに雇われて、コーデン・カースルの日本庭園をデザインした。当時は、英国人ならば女性が、ガーデンデザイナーとして地主に雇われて仕事をすることは、ほとんどなかった。しかしながら、本発表で示した日本庭園の造園プロセスには、たきが外国人であるという事実が、ジェンダーよりも強く作用し、たき自身がエキゾチックな自然となり、結果としてエラの日本庭園が真正さを獲得したことを示唆した。 |