教員紹介 | |
ナカセコ エミ
中世古 恵美 所属 保健医療学部 看護学科 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2024/01/07 |
発表テーマ | グローバル社会で求められる保健師のコンピテンシー の現状と課題 |
会議名 | 第12回日本公衆衛生看護学会学術集会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
発表者・共同発表者 | 小寺さやか、岩本里織、田中祐子、井上清美、中世古 恵美 |
概要 | グローバル社会で求められる保健師のコンピテンシーの現状と課題を明らかにすることを目的に自治体の常勤保健師のうち、地域活動に従事し、複数回の外国人住民の支援を経験している者を対象に無記名自記式質問紙調査を行った。基本属性、異文化経験、先行研究で明らかとなったグローバル社会に対応できる保健師に求められる実践能力(7能力29コンピテンシー)の該当について5件法で尋ねた。210名から回答が得られ、208名を有効回答とした。
対象者の年代は30歳代(30.8%)が最も多く、次いで20歳代(26.4%)であった。新任期(0~5年目)の保健師が34.1%を占めた。外国人対象者の文化的理解やコミュニケーション、権利擁護といった個別支援レベルで必要なコンピテンシーは比較的高いが、地域及び国際社会レベルでのコンピテンシーは低い傾向であった。外国人との共生社会の実現に向けて、外国人も含めた住民全体の健康の保持増進や、COVID-19の経験等を踏まえ、保健師活動においてもよりグローバルな視点を持って活動する必要性が示唆された。 |