教員紹介 | |
イワシタ マユミ
岩下 真由美 所属 保健医療学部 看護学科 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2011/03 |
発表テーマ | 育児をしながらキャリアを継続している看護師と育児を契機にキャリアを中断している看護師のインタビュー結果のテキストマイニング解析 |
会議名 | 日本看護評価学会学術集会 |
主催者 | 日本看護評価学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 東京都 |
発表者・共同発表者 | 岩下真由美、服部兼敏 |
概要 | 【目的】インタピユーデータをテキストマイニング処理することで、どのような問題があったかを抽出し、どのような支援を行なっておくべきであるかの示唆を得ることを目的とした。【方法】研究参加者合計16名(キャリアを継続している11名、中断している5名)に対して、半構造化面接を行なった。これらの質問をテキスト化し、分かち書きを行った。ソフトウェアはText Mining Studio を使用した。なお調査は、神戸市看護大学倫理委員会の承認を得て行った。【結果】①妊娠については、計画的であったか否か、第一子であったか、病院長との関係、流産が気持ちに対する負担となった。②仕事については、夫のサポート、辞めるか否かの葛藤が観察された。③子どもについては、子どもを預けること、育児のために早退することの負担感、気持ちのゆれ、が観察された。等 【結論】経営規模の小さな病院において看護師の健康と権利が守られていない。また第一子における負担が大きいので支援が必要であること、保育などの制度的支援が必要であること等が、問題を乗り越える手掛かりになった。 |