教員紹介 | |
イタヤマ アキラ
Itayama Akira
板山 昂 所属 心理学部 心理学科 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2014/10/26 |
発表テーマ | 決定者と評価者における立場の違いが量刑判断に与える影響 |
会議名 | 法と心理学会第15回大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 関西学院大学 |
発表者・共同発表者 | ○板山 昂・上原依子・川嶋伸佳・佐伯昌彦・滑田明暢・若林宏輔・綿村英一郎"
担当部分:合議による執筆のため抽出不可能。 |
概要 | 裁判員裁判において、一般市民が量刑を考える場面としては、①裁判員として当該判断結果に一定の影響力を行使する場面と、②完全なる第三者(TVの視聴者など)として、当該裁判の結果とは無関係に判断をする場面がある。厳罰を求める一般市民であっても裁判員という“立場”に立つことで、より慎重な判断を行う動機が働き、極端な厳罰化を避けている可能性が考えられる。また、この非厳罰化は、立場によるものではなく、裁判で提示される量刑相場による影響とも考えられる。
そこで、本研究では、裁判員裁判における立場の違い(裁判員or TV視聴者)による量刑の差異、および過去の量刑傾向の提示が量刑判断に及ぼす影響を検討し、立場によって量刑判断の重さに差異が生じることを示唆した。 |