教員紹介 | |
ミヨシ テツアキ
三好 徹明 所属 教育学部 教育福祉学科 職種 講師 |
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発表年月日 | 2024/06/09 |
発表テーマ | 英語授業における言語活動を通して育成したい言語観とは ―国語科と外国語科の連携をふまえた 生態学的言語論の試み― |
会議名 | 関西英語教育学会(KELS)第30回研究大会 |
主催者 | 関西英語教育学会 |
学会区分 | 地方学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
国名 | 日本 |
開催地名 | 京都市・龍谷大学大宮キャンパス |
開催期間 | 2024/06/08~2024/06/09 |
発表者・共同発表者 | 三好徹明 |
概要 | 新学習指導要領においては、各教科においては知識及び技能を活用し、言語活動を通して、思考・判断・表現を繰り返し生かしながら、知識及び技能を身につけ、主体的に学ぶための人間形成のための教育理念が示された。言語能力育成のため、教科固有の言語活動を超えた、CLIL など教科横断型の教科間連携に関する実践が着実に増えてきている。しかし、その一方で、4 技能指導が当然視されつつある言語能力主義の傾向が見られるようになった。英語教育学の観点からは、言語活動と練習、学習活動の認識論的定義、そしてそれら 3 つの活動の関わりについてや、国語科との連携による英語授業における言語活動を通して、「どのような言語観を育成するのか」、「どのように望ましい言語観を育成すべきか」に関する「ことばに対する見方・考え方」に関する認識論についての議論が少ないことが課題である。本発表では、新学習指導要領における国語科と外国語科における言語活動に関する事項を批判的に検討し、両教科の連携を視野に入れた日本語・英語連携教育において、ことばのしくみやはたらきに対する深い洞察と相互行為における意味づくりに対する価値形成の言語観の育成を提案することを目的とする。 |