教員紹介 | |
ウガイ チヅル
Ugai Chizuru
鵜飼 知鶴 所属 保健医療学部 看護学科 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2010/08 |
発表テーマ | 社会人経験を持つ看護学生の実習での経験 |
会議名 | 第41回日本看護学会 看護教育 示説発表 |
学会区分 | 全国学会 |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | 長崎 |
概要 | 社会人学生の実習での経験に対する調査 対象:看護学実習を経験した社会人経験を持つ学生 10名に半構造化面接法を実施。 研究結果:社会人経験を持つ学生の看護学実習における経験23カテゴリが形成された。 23カテゴリを考察した結果、5つの特徴を持つことを示した。①社会人としての経験を活用して実習を構成する多様な人々との円滑な関係の形成と介入、②社会人として経験を活かし実習を円滑に進める為の主体的行動、③社会人としての経験を抑制した同質的行動の選択と他の学生と同様の指導への希望、④社会人経験を持つ学生としての前提や価値観により学習深化の阻害、⑤社会人経験を持つ学生の年齢が及ぼす影響である。教員は、社会人学生が過去の経験との葛藤をしながら、自分の前提や価値観を問い直すプロセスを通して変容していくことができるような支援が必要であることを示唆した。 |