教員紹介 | |
ハヤシ マンペイ
林 万平 所属 経営学部 経営学科 職種 准教授 |
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発表年月日 | 2021/11/27 |
発表テーマ | 大規模災害における復興需要の官民比率に関する分析 |
会議名 | 第23回 災害情報学会学会大会 |
主催者 | 災害情報学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 単独 |
開催地名 | Zoom |
開催期間 | 2021/11/27~2021/11/27 |
概要 | 大災害からの長期的な復興には、官民共に大規模な追加的支出が必要となる。社会資本ストックの復旧や住宅再建、企業設備の再投資等がその対象となる。復興過程における追加的支出の官民比率を明らかにすることで、経済的な観点から、災害復興における官民の役割を理解することができる。これは復興政策の立案に際して、官民いずれの役割に力点を置くかを検討する際に有用であるだけでなく、将来の発生が予測される大災害に備えて、官民各々が準備しなければならない復興資金の規模を知る上でも重要な情報である。本分析では、林(2005)の手法にならい、大災害後の長期的復興における追加的支出の官民バランスの推計を行う。その際、被災地の経済構造や経済発展の水準によって官民の追加的支出のあり方が異なる可能性があるため、国内外の大規模災害の事例を分析する。ここでは、2011年に発生した東日本大震災とタイ大洪水、2015年に発生したネパール地震を取り上げる。 |