マルヤマ フミオ   Fumio.MARUYAMA
丸山 文男

  • 所属   松本大学  人間健康学部 スポーツ健康学科
  • 職種   教授
言語種別 英語
発行・発表の年月 2022/04
形態種別 研究論文(学術雑誌)
査読 査読あり
標題 Ultimate Olympics records in athletics using extreme value theory
執筆形態 単著
掲載誌名 Open Journal of Applied Sciences
掲載区分国外
巻・号・頁 12,pp.541-554
著者・共著者 Fumio Maruyama
概要 1896~2016年のオリンピック陸上競技の、男子金メダリストのデータを用いて、極値統計学によって、オリンピックの男子金メダリストの100 m、200 m、400 m、4×100 m リレー、走幅跳の究極の記録を予測した。いずれの記録も負の形状指数ξを持ち、計算された上限はそれぞれ 9.58 秒、19.18 秒、42.97 秒、36.71 秒、9.03 m であった。100 m の上限 (9.58 秒) は、Usain Boltの記録 (2009年8月16日) と同じであった。100mと200mの記録は計算された上限に近く、計算上の限界を達成することは困難であった。 400mリレーと4×100mリレーの記録は、計算上の上限値と500年再現レベルの推定値にほぼ匹敵し、いずれも若干の改善が可能であった。 2021年8月の東京オリンピックでは、100m、200m、4×100mの記録は、1年で記録が出る確率は約1/30で、400mや走り幅跳びでは約1/20であった。

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