ヤマダ カズヤ   Kazuya.YAMADA
山田 一哉

  • 所属   松本大学大学院  健康科学研究科 健康科学専攻
  •    松本大学  人間健康学部 健康栄養学科
  • 職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2012/10
形態種別 総説・解説(商業誌)
査読 査読あり
標題 緑茶カテキンによるインスリン誘導性転写因子遺伝子 SHARP-1 の発現調節機構の解析.(総説)
執筆形態 共著
掲載誌名 NEW FOOD INDUSTRY
掲載区分国内
巻・号・頁 54,37-45頁
著者・共著者 浅野公介、高木勝広、羽石歩美、山田一哉
概要 現在、我が国では、糖尿病患者およびその予備軍が、約 2,210 万人にも達している。 我が国の糖尿病の 95 %以上は 2 型糖尿病であり、その成因は、過食・高脂肪食・運動不足などの生活習慣の悪化による肥満から生じるインスリン抵抗性と考えられている。したがって、インスリン作用を引き起こす、すなわちインスリンシグナル伝達経路を刺激できる食品由来の低分子化合物の研究は、病態の予防や治療に有用であると考えられる。私どもは、肝において、インスリンによる血糖低下作用に関わる転写因子として、SHARP ファミリーを同定している。これまで、血糖低下作用を有することが知られている食品成分の中から、SHARP 遺伝子の発現誘導を指標にスクリーニングを行い、いくつかの候補成分を得ている。それらのうち、本稿では緑茶カテキンによる SHARP-1 遺伝子の発現誘導とそのメカニズムについて議論した。担当部分:本論文は総説で、共同執筆につき本人担当部分抽出不可能。

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