ヤマダ カズヤ
Kazuya.YAMADA
山田 一哉
- 所属 松本大学大学院 健康科学研究科 健康科学専攻
- 松本大学 人間健康学部 健康栄養学科
- 職種 教授
言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 1989/11 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | Characterization of the 5'flanking region of rat glucokinase gene. |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | Biochemical and Biophysical Research Communications |
掲載区分 | 国外 |
巻・号・頁 | 164,pp.1247-1252 |
著者・共著者 | Noguchi T, Takenaka M, Yamada K, Matsuda T, Hashimoto M, and Tanaka T |
概要 | 第1エクソンを含むラットグルコキナーゼ遺伝子クローンが単離され、その5'プロモーター領域が、クロラムフェニコールアセチルトランスフェラーゼアッセイにより解析された。一連の5'-領域の欠失ミュータントを作製したところ、上流 5.5kb から 87 bp までを有するプラスミドで、ラット初代培養肝細胞でプロモーター活性を示した。しかし、その活性は、SV40 のエンハンサー/プロモーターを有するものに比して低かった。同様のプロモーター活性はグルコキナーゼを発現していない dRLh-84 肝癌細胞においても見いだされた。加えて、トランスフェクションを行った初代培養肝細胞に対するインスリン処理によるプロモーター活性の誘導は認められなかった。これらの結果から、グルコキナーゼ遺伝子の 5.5 kb 上流までの領域には、組織特異的発現やインスリンによる調節に関与するエンハンサーエレメントは含まれないことを示唆した。担当部分:トランスフェクションとプロモーター活性の測定等を行った。 |