ヤマダ カズヤ   Kazuya.YAMADA
山田 一哉

  • 所属   松本大学大学院  健康科学研究科 健康科学専攻
  •    松本大学  人間健康学部 健康栄養学科
  • 職種   教授
言語種別 英語
発行・発表の年月 2020/07
形態種別 研究論文(学術雑誌)
査読 査読あり
標題 An insulin-inducible transcription factor, SHARP-1, represses transcription of the SIRT1 longevity gene.
執筆形態 共著
掲載誌名 Biochemistry and Bipohysics Reports
掲載区分国外
出版社・発行元 Elsevier
巻・号・頁 22,pp.1-6
担当範囲 研究の全般を指導した
担当区分 最終著者,責任著者
著者・共著者 Asano K, Tsukada A, Takagi K, and Yamada K
概要 ラット enhancer of split- and hairy-related protein-1 (SHARP-1) 遺伝子は、インスリン誘導性転写抑制因子をコードしており、長寿遺伝子であるsirtuin1(SIRT1)は、タンパク質脱アセチル化酵素をコードしている。これらは、肝臓のグルコース代謝の調節に重要な役割を果たしている。本研究では、これらの遺伝子発現の相関関係を評価した。ラットH4IIE肝細胞癌細胞をSIRT1阻害剤または活性化剤で処理したところ、SIRT1阻害剤はSHARP-1 mRNAのレベルを増加させたが、SIRT1活性化剤はそれを減少させた。次に、ヒトSIRT1遺伝子の転写活性に対するSHARP-1の効果について検討したところ、SIRT1遺伝子のプロモーター活性は、Eボックス配列(5'-CACGTG-3')依存的にSHARP-1によって特異的に抑制された。したがって、SHARP-1遺伝子とSIRT1遺伝子の間の発現は負の相関を示し、SHARP-1はSIRT1遺伝子の転写を抑制すると結論した。

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