タカギ カツヒロ
Katsuhiro.TAKAGI
髙木 勝広
- 所属 松本大学大学院 健康科学研究科 健康科学専攻
- 松本大学 人間健康学部 健康栄養学科
- 職種 教授
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/10 |
形態種別 | 総説・解説(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | インスリン誘導性転写因子 SHARP-2 遺伝子の発現を誘導できる大豆成分の検索 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 大豆たん白研究 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 12,125-128頁 |
著者・共著者 | 山田一哉、羽石歩美、髙木勝広、浅野公介 |
概要 | SHARP-2 はインスリン誘導性転写因子である。本研究では、SHARP-2 遺伝子の発現を誘導できる活性をもつ大豆成分を検索した。大豆イソフラボンはゲニステインで、ラットH4IIE高分化型肝がん細胞を処理したところ、SHARP-2 遺伝子の発現は、濃度依存的に、一過的に早期に誘導された。この SHARP-2 遺伝子の発現誘導がインスリンと同様、PI 3-K 経路によるものがどうかを検討した。PI 3-K の阻害剤である LY294002 で処理を行ったが、ゲニステインによる誘導を抑制しなかった。したがってゲニステインは、インスリンとは異なるシグナル伝達経路を介して、SHARP-2 遺伝子の発現を特異的に誘導することが明らかになった。
担当部分:研究における部分的な指導者 |