ヤマダ カズヤ
Kazuya.YAMADA
山田 一哉
- 所属 松本大学大学院 健康科学研究科 健康科学専攻
- 松本大学 人間健康学部 健康栄養学科
- 職種 教授
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/03/10 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | 3T3-L1 脂肪細胞における cAMP 系による ZHX2 遺伝子の発現誘導機構の解析と標的遺伝子の検索 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 松本大学研究紀要 |
掲載区分 | 国内 |
巻・号・頁 | 21,173-176頁 |
担当区分 | 筆頭著者,責任著者 |
著者・共著者 | 山田一哉、三崎紀展、吉田瀬七、小野萌、田中高志、冨田晃司 |
概要 | Zinc-fingers and homeoboxes(ZHX)ファミリータンパク質は、N-末端から 2つの zinc-fingerモチーフと5つの homeodomain を有する転写抑制因子であり、ZHX1,ZHX2,ZHX3 の 3 種のアイソフォームが存在する。これらのうち ZHX2 は細胞増殖関連遺伝子の転写を促進する転写因子 nuclear factor-Y (NF-Y) の A サブユニットと相互作用して転写を抑制する。また、多くのがん細胞で悪性度が高くなるにつれて ZHX2 遺伝子の発現が低下していることが報告されているが、正常細胞での発現や標的遺伝子に関する研究はなされていない。
本研究では、正常細胞のマウス3T3-L1 脂肪細胞で cAMP 系シグナルにより ZHX2 遺伝子の発現が上昇することを見いだした。 |