カワノ フミノリ   Fuminori.KAWANO
河野 史倫

  • 所属   松本大学大学院  健康科学研究科 健康科学専攻
  •    松本大学  人間健康学部 スポーツ健康学科
  • 職種   教授
言語種別 英語
発行・発表の年月 2017/10
形態種別 研究論文(学術雑誌)
査読 査読あり
標題 Running training experience attenuates disuse atrophy in fast-twitch skeletal muscles of rats.
執筆形態 共著
掲載誌名 J Appl Physiol
掲載区分国外
巻・号・頁 123,pp.902-9013
担当区分 最終著者,責任著者
著者・共著者 Nakamura K, Ohsawa I, Masuzawa R, Konno R, Watanabe A, Kawano F
概要 若齢期の運動効果がどのように残存し将来の筋不活動に対する応答性を変化させるのかラットを用いて検討した。運動歴を有するラットの足底筋では不活動による廃用性筋萎縮が起こらなかった。運動群の測定筋では筋不活動によって発現増加する遺伝子群が不活動後も増加しなかった。このような遺伝子座ではH3.3バリアントのヌクレオソームへの取り込みが促進しており、不活動後も非運動群に比べ有意にH3.3バリアント分布の残存が認められた。以上の結果から、慢性的な運動がヒストンの置き換わりを促進し、遺伝子の転写応答性を低下させることで、廃用性筋萎縮を回避したと考えられる。
DOI 10.1152/japplphysiol.00289.2017

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