フクシマ トモコ
Tomoko FUKUSHIMA
福島 智子
- 所属 松本大学大学院 健康科学研究科 健康科学専攻
- 松本大学 人間健康学部 健康栄養学科
- 職種 教授
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2001/10 |
形態種別 | その他 |
標題 | 医療と宗教 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 季刊 仏教 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 法蔵館 |
巻・号・頁 | (第52号),102-111頁 |
概要 | 回復不可能な末期患者は、患者の治癒を目的とした近代医療の文脈において逸脱的存在であった。終末期医療はそうした末期患者とその家族を対象とし、延命ではなく生活の質の向上を目的としている。ローマにおける緩和ケアを対象としたフィールドワークから、緩和ケアチームに配置されている宗教者の役割は医療者の精神的ケアであり、患者や家族の精神的ケアは長年世話になった教区の司教が担当する場合がほとんどであることが明らかになる。 |